Luxyダイヤモンドの拘り
ダイヤモンドの原石と色の種類
ダイヤモンドはモース硬度が10と、地球上で最も硬い物質です。何億年も前、地球の奥深くで高温と高圧に耐えながら生成しました。結晶は炭素原子が均一に配列したもので、ほとんどが丸みを帯びた八面体をしています。 ダイヤモンドは無色の他にも、黄、褐色、茶、緑、青、ピンク、赤、灰、黒色などバリエーションが豊富です。濃く美しい色をしたものは「ファンシーカラーダイヤモンド」に分類され、高い価値が付いています。
ダイヤモンドの歴史と産地
ダイヤモンドは紀元前のインドで発見され、長い間世界唯一の産出国でした。18世紀後半にはブラジルが主要産地となり、19世紀中期には南アフリカで大規模なダイヤモンド採掘産業がスタートします。その後もオーストラリア、アフリカ、カナダ、ロシアで産出しています。
ダイヤモンドの名前の由来
ダイヤモンドという名前は、古代ギリシャ語で「征服できない」という意味の「アダマス(adamas)」を由来とします。和名では金剛石と呼ばれています。ダイヤモンドは4月の誕生石です。宝石言葉は永遠の愛、絆、勝利、不屈の精神、純潔などです。古来から婚約・結婚指輪に使用されてきました。
鉱物名:ダイヤモンド モース硬度:10
ダイヤモンドの4C
ダイヤモンドの品質は、カラット(Carat)、カラー(Color)、クラリティ(Clarity)、カット(Cut)の頭文字Cを取った「4C」で評価します。鑑定はラウンドブリリアントカットのみに適応されます。
カラー(色)
無色透明に近いほど評価が高くなります。最高ランクのDから、黄色の色調を持つZまでで評価します。D、E、Fはトップランクで、G、H、I、Jは無色に近く肉眼では色が分かりません。
クラリティ(透明度)
内包物やキズ、欠け、ひび割れ、くもりなどの有無や場所、大きさによって評価が分かれます。最高ランクはFL/IFで、続いてVVS、 VS、 SI、 Iと評価が下がります。SIは肉眼では見えない程度の内包物ですが、Iになると美観に影響が出る場合があります。
カラット(重量)
1カラットは200㎎(0.2g)と定義された、ダイヤモンドの重量を表す単位で、「ct」と表記します。カラット重量が多くなるほど価値が高くなります。
カット
カットバランスと内部からの輝きを鑑定した結果を評価します。「トリプルエクセレント」と「ハート&キューピッド」は最高級のカット評価を得ています。