プロのバイヤーが語る、ダイヤモンドを見極める「本当の目利き力」
「ダイヤモンドは4Cで選ぶ」──それは確かに基本ですが、プロのバイヤーはそれだけでは満足しません。
同じグレードでも「美しさ」や「印象」はまるで別物。だからこそ、Luxyでは数値に表れない“心を打つ輝き”を重視します。
本記事では、何千もの石を見てきたプロのバイヤーが語る、「本当に美しいダイヤモンドの見極め方」を余すことなくお伝えします。グレードを超えた"印象で選ぶ価値"を、あなたもきっと実感するはずです。
ダイヤモンドバイヤーブログ
著者情報
ダイヤモンドホールセールLuxy
代表取締役・バイヤー近藤
バイヤー近藤がダイヤモンドの仕入れの現場からプロのバイヤー目線で情報をお届けします。
ダイヤモンドの価値は数値だけでは測れない
ダイヤモンドの価値を示す「4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)」は重要な基準ですが、私たちバイヤーはそれだけでは判断いたしません。
実際には、同じグレードでも”印象"がまったく異なることがあります。私たちが何千・何万とダイヤを見てきた中で培ってきた”目利き力”こそ、本当の品質を見抜く鍵なのです。
その石は"美しい"か?
4Cの数字が高くても、光の反射が鈍い石、フェイスアップ(上から見たときの顔つき)が平凡な石は選びません。私たちはまず、石が放つ"第一印象"を見るのです。その輝きが人の目と心を惹きつけるかどうか。
グレード外の要素にも目を光らせるのがプロの仕事です。内包物の種類やその位置、テーブル面の広さ、ガードルの厚さ、蛍光性の程度、石の輝き度、石の存在感等──すべてが“印象”に直結します。
瞬時の判断が問われる仕入れ現場
仕入れの現場では、数十、数百の石を短時間で見極める必要があります。一石一石にじっくり時間をかけている余裕はありません。
だからこそ第一印象や違和感に即座に気づける"目利き力"が重要になります。経験値の差が仕入れ結果に大きく影響するのです。私たちは、どんな状況でも「これは使える石か?」を即断できる判断力を養ってきました。
Luxyは"印象で勝負できる"石しか扱わない

私たちは、お客様がジュエリーを身につけた瞬間「大きくてキレイ!」と感じていただける石を選んでいます。数字では表せない美しさ、存在感、印象の良さ、心を打つ輝き。
これらすべてが揃って初めて、Luxyのダイヤモンドとして店頭に並びます。グレードの数値を超えて、“人の心に残る石”をお届けすることが、私たちの使命だと考えています。