ジュエリーの美しさ・輝きを50年持続させるお手入れ方法

プレゼントしてもらったもの、これだ!と思って購入したもの…ひとつひとつのジュエリーに思い入れがありますよね。 そんな大切なジュエリーはいつまでも綺麗に使いたいものです。今回はジュエリーを長く良い状態で使うポイントを3ステップでご紹介します。

ステップ1「宝石の特性を知る」

宝石の種類によっては濡れるのが×、洗剤が×、湯が×、振動が×など、それぞれに注意しなければならない特性があります。 では早速、一覧表で主要な宝石の特性を確認していきましょう。
出典:http://www.kouki-kurasako.com/care.html
このように様々な特性があります。ただ、迷った時は購入店で尋ねるのが一番ですので聞いてみましょう。

ステップ2「石別のお手入れ方法を知る」

乾拭き群:パール 水洗いは避け、真珠専門のクロスまたはセルベットで汚れを落とします。使用後すぐお手入れを施して宝石箱へ。 水拭き群:琥珀・珊瑚・マラカイト・ターコイズ ティッシュやコットンなどを水で湿らせ、表面を拭います。次にセーム皮又はセルベットで表面を乾拭きします。 艶がなくなったときは専門店へ。 洗剤+水洗い群:エメラルド・カメオ 柔らかい絵筆などを使い、洗剤液をあわだてたもので汚れを落とします。よくすすぎ洗い。最後に乾いた布で水気を取ります。(お湯は厳禁です)使用後すぐお手入れを施して宝石箱へ。 洗剤+お湯洗い群:ルビー・サファイア・水晶・ガーネット・トルマリン・アクアマリン・トパーズ・アレキサンドライト・キャッツアイ等 中性洗剤入りの温湯に浸します。次に歯ブラシ(柔らかめ)や硬めの絵筆で汚れを落とします。最後によくすすぎ洗いをした後、乾いた布で水分をふき取ります。 特別編:ダイヤモンド 中性洗剤入りの温湯に3〜5分ほど浸します。次に歯ブラシなどで、ひどい汚れを落とします。再びお湯に戻し、沸騰させ、吹きこぼれそうになったら差し水を3〜4回繰り返します。最後にきれいなお湯ですすぎ洗いをします。 表面の水分を軽く拭き、そのまま乾かしましょう。

ステップ3「毎回する簡単お手入れ法」

ステップ2でご紹介したのは、いわゆる「大掃除」のようなもの。使った後に毎回するお手入れ方法をご紹介します。 ジュエリーを外したら、必ず表面を拭くことが大切です。使ったら拭く習慣を! 一日身に着けたジュエリーはきれいなようでも汗やホコリで汚れています。ジュエリーをケースにしまう前に、ジュエリー用のクロスで拭くだけでも輝きが違ってきます。ほんの30秒程度のひと手間で宝石の輝きが変わります。

番外編

最後にお役立ち情報をいくつかご紹介します。
  • ぬるま湯って何度?乾拭きってどうするの?そんな疑問をお持ちの方はコチラ
  • 宝石の素朴な疑問についてのよくあるQ&Aを見たい方はコチラ
いかがでしたか? 自分でできる簡単なメンテナンスを事欠かないことで、宝石を長く楽しむことができるのです。大切なことは『外したら必ず拭くこと!』きれいな柔らかい布で拭けばなんとかなります。早速今日からお手入れをはじめてみませんか?
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