お気に入りのジュエリーを美しく保つために。ジュエリーボックスを用意するメリットは?

ファンシーカラーダイヤモンドは、数多くある宝石の中で最も稀少なものの1つです。 ダイヤモンドは通常、無色から淡黄色で、ジュエリー業界ではDからZのカラーグレーディングスケールを使用して表示されます。一方ファンシーカラーダイヤモンドは、Zの範囲を超えた色を持っているあらゆるカラーのダイヤモンドを指します。「ブルー、グリーン、ピンク、レッド」は特に希少な石とされています。 ファンシーカラーダイヤは、通常のダイヤとは違い色の濃さと純度に応じて評価が上がります。採掘されたとしても、純度・濃さ共に低い色のものが大半で、大きくて鮮やかなファンシーカラーダイヤモンドは極めてまれで、非常に希少価値があります。 ファンシーカラーのダイヤモンドは、全ダイヤモンドの産出量の0.01%位(ピンクダイヤモンドの場合)で、つまり10,000個のダイヤモンドに1個〜10個以内しかないと言われています。この数値からわかるようにファンシーカラーダイヤモンドは非常に希少価値が高い宝石です。特に「レッドダイヤモンド」「ブルーダイヤモンド」はとにかく採掘されないので『人類の宝』とも言われています。

カラーダイヤモンドが産出されるアーガイル鉱山

アーガイル鉱山は、西オーストラリア州キンバリー地域東部に位置する世界最大級のダイヤモンド鉱山としてとても有名です。 このアーガイル鉱山は、ホワイトダイヤモンドの他に、希少なピンクダイヤモンドをはじめとするカラーダイヤモンドが産出することでも有名です。 過去には、世界最大級のピンクダイヤモンドで、2.76カラットのダイヤモンドがアーガイルで発見されたこともあります。 上記は、1995年の時点で、世界のダイヤモンド生産量の40%を占めているオーストラリアの「アーガイル鉱山」です。ここで産出されるダイヤモンドは、低品質の物が多く、ブラウンの物がほとんどでダイヤモンドの取引金額では5%を占める程度です。しかし、その中で「ファンシーピンク・ダイヤモンド」が稀に産出されます。産出されるファンシーダイヤは小粒の物が多いですが、ファンシーカラー・ダイヤモンドの認知度を高めた功績は計り知れません。 アーガイル鉱山から産出されるファンシーダイヤモンドは、青みの強いパープル・ピンクが特徴です。

謎が多いファンシーカラーダイヤモンド

ファンシーカラーダイヤモンドは、世界的に有名なオークションに出品され、目を見張るような高価格で落札されることで、知名度が上がった要因でもあります。皆さんもネットのニュースで数十億円の価格のついたダイヤモンドのお話とかを聞いたことがあるのではないでしょうか? ファンシーカラーダイヤモンドは、なぜ「カラー」になるのかが完全な科学的証明が今だされておらず、不明な部分が多い超希少な宝石で、まさに『人類の宝』と言えます。どこかの宝石店(博物館)等で1カラット以上のファンシーカラーダイヤモンドを見かけたらじっくりと目に焼き付けてください!
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