ダイヤモンド以外は婚約指輪としてはNG?他の宝石を使った婚約指輪を紹介します。

婚約指輪と聞けば、ほとんどの方がダイヤモンドをあしらった指輪をイメージするのではないでしょうか?1970年代には「婚約指輪は給料の3ヶ月分」等といったキャッチコピーが販売促進に利用されるほど、高額なダイヤモンドの指輪でなければ、相手に恥をかかせるといったイメージを持つ人もいるようです。 実際に、日本において婚約指輪の宝石はダイヤモンドが大多数を占めていますし、世界的に見ても婚約指輪の宝石はダイヤモンドが多いと言われています。しかし、近年では、一般常識とも言われるこのような状態が少し変わってきており、婚約指輪を購入するときにダイヤモンドに拘らない選択をする人も増えているそうです。 そこで今回は、婚約指輪にダイヤモンド以外の宝石を利用するメリットや、実際にどのような宝石が選ばれているのかをご紹介したいと思います。

婚約指輪の宝石としてダイヤモンド以外が選ばれる理由

59018_00 日本人であれば、ほとんどの方が『婚約指輪=ダイヤモンド』というイメージを持っており、そのほかの宝石が頭に浮かぶことなどないかもしれません。しかし、冒頭でご紹介した「婚約指輪は給料の3ヶ月分」と言う販促でダイヤモンドが定着する以前には、ダイヤモンド以外の宝石が婚約指輪として利用されるのも決して珍しくなかったようです。しかも、ダイヤモンドの婚約指輪が定着している現在でも、近年ダイヤモンド以外の宝石を婚約指輪として使用する人が増えているのです。それでは、他の宝石を利用する理由とは何なのでしょうか?

品質が良いものを選べる

婚約指輪は、財産としての価値があり、輝きと硬度が高いものがふさわしいと言われています。硬度や輝きは、やはりダイヤモンドが最も高いと言えるのですが、ルビーやサファイアも十分な輝きと硬度を持っています。 こういった物は、ダイヤモンドと比較すると、安価でも高品質なものが手に入ります。その為、ダイヤモンドの婚約指輪と同じ予算を使った場合には、高品質な宝石はもちろん、デザイン性にもこだわって作るという事も可能になるのです。もちろんですが、コストを抑えて婚約指輪を用意することも出来ます。

オリジナリティ

これは、元々宝石好きの方などに多いのですが、「みんなと同じ」であることに抵抗を感じ、昔から自分の好きな宝石を使用したいと考える人です。当たり前ですが、ダイヤモンドが婚約指輪として定着しているため、そのほかの宝石で作れば、それだけでオリジナリティを出すことが出来ます。また、二人の思い出として作るものですので、好きな宝石を使って婚約指輪を作るというのは、最も当たり前の心情なのかもしれませんね。

サムシング・オールド

欧米では、花嫁が何か古いものを身に着けると幸せになるという言い伝えがあります。その為、祖母や母親が使用していた指輪などを子供や孫に譲るという風習があるのです。これが、日本でも行われるようになっており、『サムシング・オールド』として贈られる指輪がダイヤモンドの場合、彼から贈るものは他の宝石をあしらったものとするという傾向があるのです。 [aside type="normal"] 上述のように、近年ではダイヤモンド以外の宝石を使用して婚約指輪を作る人も増えています。しかし、ダイヤモンドが婚約指輪として定着していることもあり、指輪のデザインが少ない、フルオーダーだと高額になる、相場がまだ決まっていない等と言ったデメリットもあります。もちろん、ダイヤモンドよりもキズが付きやすいというのもデメリットになります。 [/aside]

ダイヤモンド以外に婚約指輪に適している宝石とは?

婚約指輪に適した宝石とは、上述したように、財産としての価値があり、硬度・輝きが高いものであると言われます。そのあたりのことを考えると、ダイヤモンドの次に硬度が高く、宝石としての人気も非常に高いサファイアやルビーが適しているのではないでしょうか。もちろん、硬度や輝きなど拘らず、お互いが好きな宝石を使って婚約指輪を作るという事もとても素敵で良いと思います。 宝石には、それぞれの宝石毎に『宝石言葉』がつけられていますので、この宝石言葉を参考に宝石を選ぶことや、2人の誕生石を婚約指輪の宝石に使用するなども良いかもしれませんね。あくまでも2人の永遠の愛を誓うための記念として作るものですので、ダイヤモンドに拘らず、自分たちの好みに合わせて選ぶのも、今の時代は良いのかもしれませんよ!

まとめ

今回は、婚約指輪に選ばれる宝石についてご紹介してきました。婚約指輪と言えば、ほとんどの方がダイヤモンド一択なのだとイメージしているものですが、最近では他の宝石を使用して婚約指輪を作るという人も増加しています。そもそも40年ほど前にアメリカの会社が一大プロモーションを行ったため『婚約指輪=ダイヤモンド』と定着したのですが、それ以前では他の宝石を選択することも普通にあったそうです。 一生大切にするものですので、ダイヤモンドに拘るのではなく、自分の好きな宝石をよく考えて、2人の記念として自由に婚約指輪を作るのも良いのではないでしょうか!
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